京都に帰ってきてます。
全くもって使い物にならない２日間を過ごしておりました。。。何の為に帰ってきたんだか。急ぎの分はなんとかやりながらも、居眠りと放心。明日には心身とも復活しまふように。

恒例、益子陶器市に出店してきました。
久しぶりに帰ってきてきた京都は、もえぎ色の春だった益子から一転、緑も色濃く初夏になってます。
益子でたくさんの人に会ってた日々から、京都の静かな時間に寂しいようなほっとするような。
なんだか夢だったんじゃないかなー。家に増えた器たちを見て、ほんとに行ってたんだなーと改めて思う。

出店７日間と前乗り、後日含め９日間の長期滞在。
もう初日の事が遠い昔の事のようです。

今回は出店中ずっと天気もよく、出店場所の芝生を裸足で歩くのが心地よく、木漏れ日が優しかった。

益子は３月の個展があり、その時にお客様にたくさん来ていただいてたのに、今回陶器市にもたくさんおこしいただきました。ありがとうございました～。あたたかかったです。

そして、出店以外の時間も充実。

初っぱな、出店前日は埼玉の熊木園芸さんに寄って大満喫。植木の奥深い世界をわからないなりに感じる。

京都から天然酵母を持っていって、楽焼きの窯でピザを焼いたり。めっちゃんこおいしかったので、恒例行事にしよう！

手づくりのあったかい出店仲間の結婚お祝い会があったり。

出展者３０人集まって、町営のグランド貸し切ってナイター試合！半分以上ルールもわからない素人にもかかわらず、本気の両チームのピッチャーのおかげでなかなかの白熱した試合。試合に向けての日々のキャッチボールの練習も。

お昼ご飯は毎日路地裏テントに出店してたプラン デ プランのワンプレートランチ。

前からずっと欲しいと思ってた相馬紳二郎さんに鞄を注文♪次の陶器市には受け取れるそう。

書いて改めて、いろいろとオフ時間も満載だったなー。

今回で出店５年目を迎えた益子陶器市。ちょっと盛り上がりに欠けるなーと思ってたのは私だけではなかったようで。慣れ？作品のレベルとか、売り上げとか、人の多さとか、そんなんじゃなくて。なんだろうか。うむ、私がどうなるかは私次第だ。

半年に一度会う出店してる人は年齢層も広く、意識の高さや、作っている物にたいする姿勢が全然違って、それがこんなに集まってるって、すごい状況。祭という緩さのなかに、緊張感もあり。もし私が陶芸家だったらこんな気楽には出店できてないだろな。。。気楽でいいんだけど、話ができない事も多くてちょっと寂しかったりもする。

行くたびに少しずつ変わっていく益子とそこに住む人たちの波にもまれながら、京都にいるときと少し違う益子眞水も少しずつ変わって。次訪れる時にはまたどんなふうだろうか。

楽しい事がたくさんあるけど、長いぶんいろいろあり。自分のいい面も悪い面も輪郭が明らかになる。放たれた言葉の温もりや冷たさ。人と関わることで知る事。逃げ腰の自分に気づく。
全部ひっくるめて、今の私に必要な事なんだろう。

いつもこの地に踏み入れる時どこかが気持よく開いて、離れる時にはいつもちょっと涙が出る。今回もそうだった。益子、不思議な土地だ。

さぁ、しっかり切り替えて、まもなく始まる左京ワンダーランドと、６月の展示会３連ちゃんに向けてやっていきましょう。