名古屋のみんなのあったかいのにふれて、ほかほかのうちにことしをちょっと振り返る。
Tシャツを初めて今年で4回目の夏を終え、いまで3年半くらい。早いもんだな。最初の一年はバイトしながら好きで作ってるだけで、2年目からバイトもやめてTシャツ一本に。その頃からいろいろ出店することも始めて、そこでたくさんの眞水Tを気に入ってくれる人たちと出会えて、いろんなお店とも取引するきっかけをつくることができました。なんだかわかんないまま3年目を終え、そして今年の夏は4年目。取引先や出店も増えて夏はおかげさまでとっても忙しかったです。
いろいろつながりもでてきて、そのお陰で雑誌の取材やテレビ出演などミーハーは私にはドキドキウキウキな事もあったりでした。そうゆう時、いろいろお話しなければならないので、かんがえるきっかけにもなって。普段とっても楽天的であまり深く考えない性質にあるので、考えて煮詰めてしんどくなることも多々ありましたが。
最近やっと素直に落ち着いておもえること。
”続けていこう”
ずっと、和柄ブームがおわったら終わりだとか、手づくり市も流行ってるだけだとか、いろいろ弱気な事をグチっては不安になったりしてたんです。売れなくなる事への不安。別にお金儲けのために始めたとではないのに、やっぱりこれ一本でやってきてるし、そんな不安もでてきたりしました。
でも、ちょっと最近穏やかな気持ちになって、モヤモヤが少しはれてきました。
それは周りでたすけてくれる人達の支えや、眞水T・眞水としての水口真奈・水口真奈を認めてくれて仲良くしてくれる人達や家族の見守り、モリモリ精力的に活動してる人達からもらった刺激であったり、納期だなんだといろいろご迷惑おかけしてるのにやさしく対応してくれて眞水Tを大事に扱ってくれるお店の方々、あったかく眞水Tを好きになってくれるお客さんがたくさんいてくれてニコニコうれしそうにしてくれること。生かされているだなぁとおもいました。
小心者の私がいただいた小さな自信。
Tシャツだけじゃなくて、もっとイロイロやっていかなあかんのちゃうかという焦りもありましたが、それも消えました。そんな無理矢理生み出そうとしなくてもいい。それよりTシャツという中にまだまだいろんな可能性があるしそこを自分なりに追求できたらいいんじゃないかとおもいます。もしかしたらそれが今後Tシャツ以外の違うものになるかもしれないし、その時はその時でいい。穏やかに、自分のペースで。
でも、今までの制作活動のなかでTシャツに描くという事が一番しっくりきているのは確かで、染料の発色はもちろん、着れるという事、着てもらえるという事、Tシャツ生地の浸透具合、作業工程とそのスピード、Tシャツの形といい絶妙なんです。Tシャツという宇宙、狭い世界ですが、可能な限り追求していきたいと思っています。
なんだか、たいそうな話っぽくなってきましたが、そんなすごいことでもなく。まだTシャツにあきてなくて、制作はたのしいということ。それが一番。
昨日のクリマのあったかい皆様に感謝してたら、思わず語りたくなってしまいました。きゃ、ちょっとくさい?たまにはアリでしょ。ははは。
こんな感じで今年ももう少し。きばってまいりましょう~~~!