PCに入ってる曲をシャッフルで聴きながら作業。買ったのや借りたのやここ２年で溜込んだ音楽。最近聴かない曲もぜんぜん聴いてないのもいっぱいはいってます。いろいろ聴きながらふと手が止まる。”僕の右手”。ひさびさだ～ブルーハーツ!きゃ、ヒロト～。アルバム３枚分、ボリュームあげてヘッドホンで聴く。はぁ、なんか、ちょっと涙でそうな気持ちになる彼らの音楽。オババになってもブルーハーツきいたらこんな気持ちになれるような年を重ねていきたいな。あぁ～、ライブいきてぇ。

昨夜は近所の週一のカフェはなれでNYでキュレーターとして活躍する渡辺信也さんのレクチャーを聞きにいってきました。友達のお家のような（実際お住まいらしい）居心地のいい空間に、おいしい手づくりのお料理とワイン。お店には看板すらでてません。なのに部屋いっぱいのお客さんが集まってました。
「Atomic Sunshine – Article 9and Japan」（邦題：アトミック・サンシャイン – 九条と日本）という展覧会をＮＹで開催するための準備をされています。そのテーマや、参加してほしい作家さんや、NYという場所にいるからこそ見える日本の外からみた九条の存在。アメリカによって作られた理想国家のための憲法九条は外に向けられて作られたはずなのに、日本外ではその存在をほとんど知られていないという事実。
いろんな背景もあり日本での開催は相当困難らしいです。NY、そしてアジアやヨーロッパでやることによって逆輸入的に日本に入ってきて、いいきっかけになればと。
むずかしい。。。と言ってはだめなんだろうけど、聞いてて即意見が出てこない。。政治のこととか歴史のこと翼がどっちかとか、まったくもって無知です。世界平和だなんて大きなこと、何をしたらいいかわからない。でも、こんな私でも少しは考えるきっかけをいただいたこと。”アートを通じて”とか下手な表現ですが、そうやって誰かのきっかけになって少しでもみんなで考えていけたらいいと思います。

。。。って、ちょっとそれますが、”アート”とか言いたくない。”アート”って言うと、その時点でシャッター閉めてしまう人もいるんじゃないでしょうか。なんか遠い存在になってしまうような。いい作品には表現されたものによって感覚に訴えるものがあるのは確かで（今回紹介された作品は感覚に訴えるというよりは、だいぶ頭の中で考えて解釈しなくてはならない作品がおおかったけど）、その伝え方はとても素敵だと思うんだけど、それを”アート”と言わずに、なんかもっと身近なところにあるものとして見たり感じたりできたらいいなぁとおもったりしたのでした。まぁ、概念として”アート”という言葉があるだけで、ストリートであったり一般の人が参加できるようなものであったりするのですが。あ。。。頭足りない。。。勉強しまふ。
なんだか良くわかりませんが、何をしていいかわかんないけど、心のどこかで世界の平和をおもいながら、蓮の絵を描いていきたいとおもいます。