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お知らせ

お墓参りに丹後へ

2007.08.15

thじゅ手づくり市の前日、両親とともに京都の北部京丹後市にお墓参りにいってきました。
叔父と両親とともに日差しが弱まる4時半頃からお墓を回ります。どこの家からもぞろぞろお墓参りにでてきます。お墓で出会う人みんなどこかの知り合いらしく、懐かしそうに挨拶を交わす感じがたのしい。おじいさんがいくつになったとか、孫の話や、畑の話。田舎だね~。
『お墓参りやし、蓮着たほうがいいやろ』と両親そろって眞水蓮T。我が母ながら、その発想新鮮すぎます。笑。
お墓参り後、また廃墟となりつつある父の生まれ育った茅葺きの家へ宝探し♪『ここは宝箱やわぁ~』とうれしそうにする私を両親は不思議そうに『あんなホコリだらけのゴミの中で、変な子やなぁ』とおもしろがってます。
すす板古いものがそのまま残ってて、欲しいものを探すのがほんとたのしい。今回はタカという物置になってた2階にも登ってみました。ホコリだらけになりながら懐中電気で照らし荷物をあさる。父の15の頃の日記や、祖父が父にあてた手紙が出てきたり。古い農工具や、法事で使ってた食器やお盆。祖父母のどちらかが作ったであろうワラジや、道具、編んだカゴやザル。昔の人は何でも作ったんだね~。たいそうにクラフトだとかなんとか言わなくても、普通に手仕事のものが生活のなかにあった時代、ステキなことだ。
そんな中から見つけた今回の戦利品は~。いい感じにすすけた棚板と、カゴと、竹で作ったサジと、枝で作られた物掛け。

手前の木の葉の一枚一枚、遠くの山の木々の形や輪郭、真っ白モクモクの雲、夏色の鮮やかな青い空。ハイビジョンの映像みたいにすべてがくっきり見えました。まるで『聖なる予言』の一場面のように。
畑からとってきたての野菜、祖父母の家の匂い、庭の井戸水の冷たさ。懐かしい夏休みの記憶が蘇ります。
丹後の稲はすっかり黄茶緑で、こっそり秋の気配だったのでした。
夏空
タカタカから見下ろす。
水紋橋の上から石を落とすときれいな水紋。

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