映画『TIBET TIBET』
2008.05.23
写真はひめゆり。
やる事満載な時って何故かあれもこれもやりたくなって、夜中に部屋の大掃除をしたり、早朝明け方前からたまってるDVDを見たりしてます。で、ネットでたまたま見つけた映画上映に行ってきました。
チベットチベット
2年前、チベットを旅したいなぁ~と思って調べてました。民族衣装や仏教美術がかっこいいし、鉄道も開通間近で、ダライラマってステキな人が入るらしくらいの情報しか知らなかった私に、友人が『今行ったらかなり切ないで』と言いました。鉄道が通った事で聖地のラサが荒れてしまって、貧富の差もでてるし、ダライラマは亡命してるし。。。なんて聞いて、何となく旅立ちはやめてしまいました。
そうして最近世間で騒がれた暴動が起きて、ニュースでもよく聞くようになったチベットの事。でもよくわかってませんでした。
映画は在日コリアン3世の旅人がとったドキュメンタリー。
民族とはなんなのかという問いかけ。(私にそうゆう思いはまったくもって深刻にない。。。)
亡命。国を愛するからこそ、国を出る。命をかけて。
日本でみるニュースじゃ中国が悪いみたいになってるけど、一般の中国の人にも政府の思惑に支配されている現実があって、中国人が悪者と言う訳でもない。日本も私たちが生まれる前の戦争中、アジアでひどい事えおしているし、世界中の植民地でも。だからといって、いまチベットでおこっている事を許してはいけない。
いま現在、チベットで行われていることは、ニュースで見るよりかなしい状況なのです。
語りの声も、映像も、音楽もいいかんじです。
そんな上映会会場で偶然豆ずきん作家テルヨちゃんに会いました。おんなじアンテナでうれしい♪
映画を見た後、なんもできないけど誰かに伝える事はできると2人で話して、ここにも書いてみました。眞水T好きな人には蓮やアジア好きな人がおおいので、この話題も共感できる人が多いのでは。興味をも持った方ぜひ見てみてください。ダライラマの手の温かさが映像からも伝わってきます。
写真はひめゆり。