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お知らせ

越後妻有アートトリエンナーレ2009 大地の芸術祭

2009.09.01

IMG_5243越後妻有アートトリエンナーレ2009 大地の芸術祭に行ってきました。

石川奈都子さんに誘われ、ギャラリーアンテナの奥さんと、アート系女子2人と5人旅。なっちゃん以外はほぼ初対面な新鮮な旅です。
京都から車で高速とばして7時間。
降り立った初めての新潟十日町市。

IMG_5192今、脳裏に焼き付くのは、針葉樹の深緑と、赤錆びたトタン屋根の家と、広がる田園の黄緑と、曇り空と、なだらかに続く山々、民家の庭先に無造作に咲く晩夏の色とりどりの花々。日本の田舎風景。いわゆる里山といわれる景色。
冬は雪深いであろうことに対応した町造り。
新潟越後という国の色が目になじんできた頃に京都に帰ってきたなと、帰ってきて景色の違いすぎることを感じてから気づきました。

IMG_5189芸術祭はしっかりと地元に根付いている感じでした。
町の人たちがとても丁寧で、暖かく迎え入れてくれてくれてる。スタッフや施設を管理するおじちゃんやおばちゃんも、村を歩く傘かぶったもんぺのおばあちゃんも。
作家さんが滞在して作ってた話を地元の人が話してたり、解説してくれる人も地元のおばちゃんで、作家さんが一軒一軒民家を回っていた話を聞かせてくれたり。こうゆうのすっごくいいな。

IMG_5235芸術祭は、すっごい広大な土地で繰り広げられていて、次の作品まで徒歩で行けるときもあれば、車で2、30分もざらで、うまく回らないとあっとゆう間に一日が終わってしまいます。今年の作品だけでなく過去3回分の作品もあったりするので作品数は250以上。
全部観ようなんて不可能なので見たい作品を目指して、近くにあっても興味のなさそうな作品はすっ飛ばしていかないと体が持ちません。見知らぬ土地で地図やガイドブックも慣れるまでわかりにくいし、ペースをつかむまでが大変でした。なんだかすごいサバイバルな(?)アート鑑賞で体力つかいます。笑

IMG_5174一日目
一番最初にしたことは、直売所でお野菜を買うこと。苦笑。

まずは、ジェームス・タレルの光の館。実際見てみて、より宿泊したくなりました。いつか!お風呂とかすごいです。窓全開であそこで目覚めてみたい。なんとそこで眞水な人に遭遇!!すっごいびっくりして思わず話しかけたら解説を中断させてしまいました。うれしい出会いでしたー。

グリーンパーク内のたくさんの作品で一日過ごしそうになって、慌ててキナーレに向かうが道に迷う。。。

IMG_5185十日町エリアでキナーレ、福武ハウスと、田島征三を見る。そこでやっとランチ。

農舞台でuaの歌が聞けた♪草間弥生、かまぼこハウスなどなど。

IMG_5196IMG_5201宿泊は廃校を再利用した月影の郷。私たちに用意された部屋は図工室♪
食事も地元の元気なおかあさんたちが作ってくれてて、ほっころおいしい。

二日目
キュロロ、三省ハウス、

IMG_5211そしてークリスチャン・ボルタンスキーとジャンカルマンの最後の教室。すごひ!!
塩田千春の家の記憶。すごい。
夢の家。
繭の家。
最後に再構築という鏡の家。

IMG_5248。。。どこに行ったか思い出してても、ぜんぜんガイドブックが使いこなせない。そして行っていないところ満載。

最後の教室はほんとすごかった。理由とかなんいもいらない。ただ心のいつも使ってない部分が思いっきりくすぐられたような感じで。こうゆうのがアートってゆうんだろうな。

久々のアートな旅だったのでした。
IMG_8523

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