気は使うのでなく配るもの
2010.01.05
正月といっても、近所のスーパーが閉まってるくらいで、周りの物作り人さん方も正月から仕事してる感じで。私も年末のペースを忘れたくないので工房へは行きつつも、まぁのんびり制作してました。。。と思いきや、3月に個展が決まってる益子のもえぎさんから電話があり一週間後にDM用作品を送らなくてはならなくなり、急ぎで春柄制作してます。
2日は豆ずきん作家テルヨちゃんのお仕事を手伝わせてもらいました。人の仕事って勉強になります。
4時から9時まで、豆ずきんのボディーをミシンで縫って、手縫いで修正して、裏返して綿を詰めるだけでも10個やってヘトヘト。細かい作業です。
手縫いでひと針か、ふた針修正を入れるだけで随分形が変わるのです。小さいから一ミリのズレだって気になる。でも生地はフリーハンドで切ってるそうで。やっぱすごいなー。
会うのは久しぶりだったので、年末の展示会の報告や今年の抱負や家族の事いろいろ話す。
気は使うのでなく配るもの。出ました、名言!
最後に最近迷ってた事をどんどん掘り下げてくれて、結局私の迷いは絵を描く手段として『新しい事を始めるかも』と前向きそうに言ってたけど、実は大切な今やってる事からちょっと逃げようとしていた事がわかりました。
どこまでやれるか不安だし、どこまでかを知るのも怖いし、不況だって怖いしっって、話しながらどんどん気づいてきて、口からヘドロのような物が出てきたみたいでした。ぐったり。。。息苦しかったー。また自分の考えの浅さを知りる。勢いでなんとかしようとしてたけど今はそんな時期ではない気がする。気づけてよかった。ごまかしてたんだ。怖いけどちゃんと向き合ってやりきる。
テルヨちゃんの導きに感謝。気づいたら朝4時、しゃべり過ぎー苦笑。
今しかできない事、今やるべき事、いつかはないかもしれない事。ちゃんと判断していかなくては。
ま、それもふまえた上でまだ迷ってますが、そのうち答えが出そう。もう出てるか。