手描染 眞水

まみず日々のあわぁ

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まみず日々のあわぁ

カテゴリー: アート

パン焼き

2008.09.08

IMG_0001日曜の昼下がり。初めて一人でパンやいてみました。なんだかステキ時間♪

自家製天然酵母もそんなに難しくないよーと聞いたんだけど、ちょっとじゃまくさそうなんでドライの天然酵母を使用。
ネットで調べたレシピで、わりと適当に作ってみました。

強力粉と全粒粉と酵母を混ぜる。
ぬるま湯とメープルシロップをいれてスプーンで混ぜる。
塩をつまみいれ、油(お気に入りのパレスチナオリーブオイルにしてみた)をいれ、自己アレンジでドライバジルをいれて、5分ほどこねる。

これで終了ーー。かんたんじゃーーん!!!

1次発酵。

レシピによって待ち時間や温度管理のしかたがいろいろだったんだけど、とりあえず常温において、そのあいだ大阪にお出かけ。

手ぬぐいと風呂敷の色のヒントを探しに。以前から気になってた大阪中之島にある東洋陶磁器美術館へ。

調べずに常設みれたらいいやーと思って行ったら、特別展示で鼻煙壺1000展やってました。。。。スゴイスゴイ!!!!鼻煙壺という手のひらサイズのちいさな壷は、磁器やガラス、天然石、ひょうたん、竹、いろんな素材でつくられてて、細かーーーな彫刻や彩色がされてます。
かわいいいーーー。やっぱこれはこの小ささだからこその美しさ!欲しくなります。買えないけど。
この1000点、すべて一人のコレクターさんが大阪市に寄付したもんだそうです。

その後、梅田でやってる中村征夫写真展へ。
こうゆう写真展以前ならまったく興味がなかった分野だなー。青い海と珊瑚礁と鮮やかな魚たち。
こんな世界があるんだなーと惚れ惚れしてたら。一転、東京湾の写真。ちょっと気持ち悪かったけど、でもそこにも生きている。
魚に表情がある事にもびっくり。みんないい顔してるんです。これはこのカメラマンさんの海や魚への愛なんだろなーー。

IMG_0002二つ展示会回ったらヘトヘト。結構歩いたし。疲れたせいか、ちょっとへこんでるし。。。と思って帰宅したら~。パンがふくらんで待っててくれました♪

ふくらんだ生地を2等分して、30分2次発酵。190度で15分焼く。

IMG_0003

完成~~!ふんわりモッチリなバジル入りパン。上出来でご機嫌です。とっても簡単でした。こりゃはまりそうだ♪

『For Tomorrow MAYA MAXX展』

2008.02.09

c75ccbfc.jpg MAYA MAXXさんの個展が開催されてる京都現代美術館可必館に行ってきました。

今、特注の暖簾に取りかかろうとしていて、気分転換一新に美術館でも行って気持ちを緩めようと思い、近場の美術館を検索。文化博物館で東山魁夷展をやっているのだけど、そうゆう気分でもない。で、少し前に良かったよ~と友人の評判を聞いていたMAYA MAXX展に行く事にしました。可必館は好きな美術館の一つで数年ぶり。

MAYA MAXX。数年前とてもはやってよく名前を耳にしたんだけど、アートと言われるあたりとかビレッジバンガードとかで見かける感じで、今時っぽくてかわいくておしゃれだね~くらいにしか当時思わなくて、それ以来そんな興味もってちゃんと見た事なかったのです。ハチクロの映画で使われてるのも彼女の作品でしたね。
なので、さほど気合いなく見に行ったのですが~。。。!!
始め館内に入って、そうそうそんな感じよね~とさらーっと見てたんですが、見てるうちに引き込まれていって、途中でなんだか涙でてきました。うれしいとか、悲しいとか、好きとか嫌いとか、うまいとかへたとか、そんなのなんにもなく、何も頭で考えることなく、何か胸の中に入ってきて。理由なんてなくていい。ポロポロ、ゆるゆる、そうそう、はぁ~、すっきり。あぁ、絵ってこうゆうもんよね~、あぁよかった。
誰かの作品を見て時々ほんの稀にこんな風に心をわしづかみされる時があって、こんな風になれるうちは、自分もまだ物作りをしていける気がして、ちょっと安心します。大丈夫。。。うん。

そして、過去の作品というより、彼女がどんな人なのか興味がわいてきました。青山の岡本太郎美術館でも春まで作品展をしてるようなので、機会あったら見に行ってみよう。

その可必館で、偶然知り合いの男性に会ったのですが、なんとそこに飾られていた MAYA MAXXさんの作品の数点は彼の家(寺)で描かれたものらしい!いやぁ~、京都は狭いからなんでもつながるとは言えども、そんなとこまで。京都って。。。スゴイ。

帰りに小雪ちらつく中、知恩院に行ってきました。でっかい門がめちゃめちゃかっこいい。早咲きの桜、梅がちらっと咲いていました。これが満開になる頃に春が訪れる。もうすぐや。

「淡ひ蒼」

2007.10.13

先日の日記、金木犀とかいたつもりが沈丁花になっていました。。。失礼しました。沈丁花は冬の花ですからね。

写真家石川奈都子氏の個展「淡ひ蒼」を見に行ってきました。

とても澄んだ水の層ごしに見るような景色。
きっとその水温は冷たくも温かくもなく、ちょうど体温くらい。
クリアなんだけど、ちょうど心地よい光や風。
そんな写真の数々。
やっぱりステキでした。

時々遊びや飲みに誘ってもらってる石川なっちゃん、オフで話してても仕事や作品への姿勢、行動力、意識の高さ、いつもいろんなこと気づかせてくれる人。オンオフの切り替えがすさまじくはっきりしてて、撮影中は怖いくらいに研ぎすまされていて話しかけれないのに、オフでほろ酔いで会うと顔一杯で笑うキュートな人。
今回の個展、見に行けてよかった!うちもがんばろ~~、お===3

写真展がメインでトンボ帰りになってしまった東京。友人に会い、一目惚れのハットを買って、青山や渋谷なんて大都会をうろうろ、下町根津近辺をうろうろ。
道を聞いた人やお店のご主人がいい笑顔で、おいしいものにありついて、いつもとは違う街の景色を見て、道中の新幹線の中で細野晴臣の”アンビエント ドライヴァー”を読完。
非日常は感度があがります。

八重洲口にあったインドカレー屋、ダバ インディア。久々にパンチのあるカレーで最高でした~!

やっばい、若沖!

2007.05.24

2928b2f9.jpg我が家から徒歩5分ほどの所にある相国寺でただいま若沖の特別展をしています。
いっつも行列してるし、近所だしいつでもいいやぁ~と思いながら、いうてる間に見逃しそうだったのでちょうど午後の予定がなくなったので行ってきました。
一時間もあったら余裕で見れるやろうと、閉館1時間半前に行きました。午前中よりはすいている様子。
それでも第2室に入るのに入場制限してるし、人が多くてゆっくり見れない感じ。
チケットは1500円、高いなぁ~と思いながら中に入ると~~~~~………!!!!

やばい、やばい、やばいわぁ~~。すごいわ若沖!!!

あの伝説になってる7年前くらいに京都国立博物館であった若沖展には行きのがしてたものの、他の若沖展は何度か行ってたんだけど。。。今回のはほんとにすごかったです。1500円高いなんて思ってごめんなさい!一時間でなんてぜんぜん見切れません!

一室目は襖絵とか部屋全体に水墨な絵が中心。
今、知り合いのバーの壁に絵を描いてくれと言われてるので、なんとなくそんな想像をしながら見て回りました。

そして第二室。「動植綵絵」
画集で何度も見た絵がいっぱい。宮内庁で管理されていたものが相国寺に里帰りだそうで。こんなとこに隠れてたんか!すごいすごい、大迫力やぁ~~☆

”絵が動いて見える”感覚が初めてしました。アニメみたいや。

夢中で見入ってきました。言葉にできません。帰り道に30回くらいため息でました。

あぁ、もっともっと見たかった。。。時間が来て2室の半分は流してみてしまいましたから。

200年以上前に描かれたにも関わらず、すごい鮮やかな色で、そんなんもめっちゃ考えてあるんやろな~。いい素材なんやろな~。流れとか、勢いとか。すごいキモチよくて、かっこいい。そして200年後に生きている私たちにまで感動をくれるなんて。。。
すばらしいです。

全景に行ってきた

2006.12.22

49adf3b2.JPG久しぶりに東京に行ってきました。往復夜行バスのとんぼ返りで。
ちょっと、制作に刺激が欲しいなと思ってたところで、何度か噂に聞いて気になってた展覧会を見に、思たって東京まで行ってきました。
東京都現代美術館でやっている大竹伸朗大回顧展”全景”。
行ってよかった。
特に大竹伸朗が好きだった訳でもなかったので、特に先入観もなく見に行きました。とにかくすごい作品量で約2000点。(それでもほんの一部らしいですが)なんでもやってて、なんでもありで。普通あれだけの一人の作家の作品をみてたら正直途中で飽きてくるのに、そんなこと全くなく。結構濃い攻めの作品なので、見てるうちに気持ちがしんどくなったりしそうかと思ったらそんなことも全くないし。不思議でした。最後まで会場の作品の流れにのってどっぷり3時間大竹ワールドでした。どの作品が好きとか、そうゆう問題じゃなくて、かれの幼少時代の落書きから50歳の現在までの作品の流れにすごい説得力があって。ほんとすごいとしか言えない。以前直島で彼の作品を一つだけ見たんですが、それだけじゃわからなかった何かが、この膨大な作品群のなかにあって、これこそ個展!!!って感じ。

最近めっきりご無沙汰してた”現代美術”と言われるのも。なんか良かった、ほんとに。
もっともっとやってかなきゃ、やっていきたいなと思います。

その後、エクアドルのフェアトレード商品とハチドリ印付きのエコグッツなどを販売しているスローウォーターカフェに行ってきました。問い合わせてみると、ネットショップの事務所で店舗ではないというのに快く迎え入れてもらって、あったかいスタッフの方と話しながら携帯お箸とチョコと珈琲と水筒袋を購入。コーヒー豆やカカオはエクアドルの森林を守るために山の中で自然農法で育てられたもんだそうです。気持ちのいいお買い物です。大事に使おう。

帰りに新宿で友達と待ち合わせて、都庁前のビルで夕食。でっかいビルばっかりで、思わず口を開けて見上げてしまいます。あの明かりがついてる小さいたくさんの四角のなかでたくさんの人がまだびしびし働いてるんだなぁ~~。。。東京、大都会。

今回の東京。いつもなにかしらクールだったり冷たかったり人が多すぎたり早すぎたり、殺伐としたものを感じる東京にちょっとビビってたのですが、今回はそうでもなく。道行く人も、電車で見かけた人も、道を聞いた人も、コンビ二の店員さんも、出会った人もなんだかあったかい。よい東京DAYだったのでした。

おしらせ

2006.06.23

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ただいま、京都北白川にあるオーガニックレストランにてTシャツ展してます。眞水がTシャツ制作を本格的に始めるきっかけとなったTシャツ展で、今回で4回目の参加となります。
今回は流木を使ったステキな展示になりました。一人一点ずつの展示で、それぞれ独創的で味のあるTシャツがいっぱいです。

明日、18日の夜はパーティーがあります。出展作家のツヨシくんとユタカくんのライブペイントと、DJとディジュのライブのあるフリーのイベントです。(飲食店ですのでお食事してください)出品作家のほとんどが集まってますので、お時間ある方ぜひいらしてください。ごはん、おいしいです。

Tシャツ展は7月23日までやってますので、ステキなTシャツを探しに、ランチ、夕食、お酒がてらぜひぜひおこしくださいまし。

ビレッジ(オーガニックレストラン)
【場所】京都北白川 天下一品の本店のビルの2F
【問い合わせ】 075-712-3372

もう一つ、おいしいお知らせ。
先日、てぬぐい展でお世話になったスアンさんに仲良しカメラマンさんと一緒にいってきました。
お店の壁に蓮の展示が~、前から気になってた作家さんの陶器でした。繊細な磁器の蓮の葉。素敵です。

シェフが先取りで、夏季限定の蓮のロールケーキをだしてくれました。
蓮の花弁と蓮茶入りの蓮の香りいっぱいのケーキ。
(夏季限定で他に冷たいフォーもあるそうです。眞水はバインセオがお気に入りです)
展示とロールケーキ、蓮好きにはおすすめです♪どちらも期間限定ですので詳しくはお店にお問い合わせください。

柳宗悦と民藝と巨匠たち展

2006.01.30

京都文化博物館に柳宗悦と民藝と巨匠たち展を見に行ってきました。
柳宗悦さんは柳宗理のお父さんで、近代に民藝運動をおこし、”民藝”という言葉を作り、河井寛次郎やバーナードリーチや大好きな芹沢けい介や棟方志功らと共に活動した人。
展示は彼が集めた韓国や東北や沖縄やアイヌ日本各地の民芸品と巨匠の作品の展示。それと共にあった彼の著書から引用された文章がとても良かったです。

民藝運動というのは、日常で民衆が使う実用的工芸品で量産され安価で無名の職人が作るもの中にこそある”民衆の美”を評価しようとする運動です。
貴族の使う高級なものでもなく、美術品というお高いものでなく、身近にある手仕事でつくられた工芸品。おおらかでたくましくて、丈夫で使い勝手も良さそうで、ざっくり作られた形や絵付けの素朴で美しいもの。

でもそんな無名の工人による民藝をうたいながらも、巨匠になっていく作家たちの矛盾。
民衆の実用を共する雑記は美の為に作られたものではないなんて批判もあったりしたそうです。

そうやって今私たちが当然と思ってる思想や、今でも疑問に思ってる作り手の考えとか、柳さんたちが考えてはったんやな~。
あぁ、そうそうって、何回もうなずいてほっとしました。そうやって作られた素敵な器や民具を使って日々の生活がちょっとでも豊なきもちになれたらいいなって思います。

ちょっと違うけど、眞水Tもそんな感じであったらいいな。

印象的だった言葉。”作ったものでなく生まれたもの”
そう。そうありたいです。

あぁ~、やっぱ民芸品ってステキ。最近かわいい使い勝手のよさそうな急須を探し中。益子焼が気になります。いいのみつからないかな~~♪

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