よいお年を。。。お知らせあります。
2011.12.31
おもわず『おっ」と声が出たのですが、来月手づくり市の当選ハガキが届きましたので、15日出店します。
今の場所での最後の工房営業日は13、14日となります。
引っ越し直前ですので、昔の作品の蔵出しセール、在庫のTシャツも割引しようかなー。ぜひお越し下さいませ。
引っ越しですが。。。。
1月末に東京に引っ越す事になりました。
びっくりですよね。はい。
眞水は京都でしょーーーって、自分でもずっと当たり前のように思っていたのですが、縁というのは不思議な物で、まさか東京で暮らす事になるとは。
東京に行くというと、事業拡大かとか東京進出かとか言われるのですが、そうではありませんー。遠距離してました相方くんとの都合によりです。
ここ半年、親や彼とも散々話し合い、友達にもいろいろ意見を聞いて、京都を離れたくなさ過ぎて引っ越しを決めた後も喜べず、一転二転三転してようやく出た答えで、先日やっといい物件も見つかり、やっと笑って引っ越しの事を話せるようになりました。
これから引っ越しも大変だし、寂しいだろうし、トラブルも大なり小なりあるだろうし、年始早々気合いれていかなくては。
家は千歳烏山の昭和な団地にきまりました。人に言うといい所だねーと言われるのですが、何があるのかわかっていません。下北とか吉祥寺が近いそうです。落ち着いた住宅街です。
家探しも秋からいろいろ見て回っていたのですが、なかなか決まらずで、別の物件が決まりかけてた所で心配してくれてたdada crafts(7月に個展をした神保町のギャラリー)の波多野さんが紹介してくれた所に土壇場でひっくり返って決まりました。
波多野さんとの出会いは、去年秋の綾部の『竹松うどん』の土壁塗りを手伝いにいった時に東京から『塗り壁隊』が来ていて、波多野さんはそのメンバーだったのです。
団地には塗り壁隊の他のメンバーの方々も住んでいて、塗り壁隊隊長の片山さんは建築事務所をされていて、決まった部屋のリフォームの段取りなどお世話になりまくってます。
竹松うどんは、益子で陶芸をしてた竹原妙ちゃんが嫁にいったところで、いろんなご縁が巡り巡っていい住まいが見つかりました。もつべきものは友ですね。。。ほんと感謝。
これから床を無垢板に張り替えて、畳替えして、塗り壁隊の皆さんと友達とで壁に漆喰を塗ります。
不安もいっぱいだし、京都が既に恋しいんだけど、どこに住んでいようと自分は自分。せっかくなら楽しまなければ!東京生活は2年以内の予定です。きっと住めば都でも満喫できると思います。だめだったら帰ってきたらいいしっ。苦笑
数年前、『京都を出てみたい』と言ってたんです。軽々しく願った事を反省ですっ。なくしてみないとほんとの大切さってわからないものなんだな。
京都が大好きなのです。今回改めて思い知りました。生まれ育ったのは隣りの市で、10代後半からどっぷり京都市内へ。友達や知り合いが沢山いる安心感もだけど、空気、気配、流れる速度、山が近くて、川があって、夏はどっしり暑くて冬はバシッと底冷え、目にする景色がどれも心地よい。
離れたら何が一番恋しくなるかな。
そして、いつかは田舎生活ができるようにこっそり願いつつ。イメージを頭にしみ込ませておかなくては。
今後工房での営業日はなくなりますが、手づくり市もできれば出店続けたいし、ちせで一日店長しようとか、アイタルガボンで営業日さてもらおうかなとか、片足突っ込んでいく気満々です。
来年は4月に京都で個展予定、6月には10周年なのでなにかできたらいいな。
今後とも変わらず、見守っていただきますように。よろしくおねがいします。
では、よいお年を。